乳酸菌発見の歴史

乳酸菌をベースとした乳製品は有史以前から、驚異的な日持ちだけではなく健康に貢献する点に着目し、まずは現在でいう処のヨーロッパから造られ、その後アジアやアフリカの一部などに伝播していきました。

発酵された牛乳は、スカンジナビアでは「ビリ」、ロシアでは「ケフィール、もしくはコウミス」、トルコでは「アイラン」、インドやネパールでは「ダヒ」、そして東ヨーロッパでは現在一番なじみがある「ヨーグルト」と呼ばれました。

1998年に生理学でノーベル賞に輝いたロシアのエリー・マチニコフ氏は乳酸菌が与える健康の利益について発表し、人々に乳酸菌・乳製品の摂取を促しました。

彼が研究で特に着目した点はヨーグルトの消費大国であるブルガリアの人々の平均寿命が87歳であることと、ブルガリア人の食生活が発酵乳製品を主に食していたということです。

その観察から彼は乳酸菌を毎日大量に摂取することで、腸内の腐敗菌が増加する速度を抑える効果があり、かつ腸内へ届いた摂取物が腐らないようにする事で、腸内の環境が改善し老化や寿命が縮まることを防止したのではないかとの仮説を立てました。

これの説はいわゆる「ヨーグルトによる長寿説」と呼ばれました。

ところがその後の研究で彼が発見したヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は腸内で生存する事はできないと結論付けられました。この新たな発見でエリー氏のヨーグルトによる長寿説は否定されてしまいました。

1920年に乳酸菌が実際に腸まで届くヨーグルトの開発、挑戦が始まり、そのようなヨーグルトはアメリカやヨーロッパ諸国で人気が出たものの、当時の製品に含まれる乳酸菌はやはり腸内で成長できる代物ではありませんでした。

そして1960年代にそれまで体に良いと考えられていたアシドバクテリウム菌よりも人体の腸の方がビフィズス菌の量が遙かに豊富だという結論に達しました。

それ故に、ドイツでは1968年、日本では1977年にビフィズス菌を利用したヨーグルトの生産が始まりました。

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