妊婦の便秘 原因と対策

妊娠中に便秘になると、そこから痔になってしまうこともあるため妊婦さんにとって便秘は天敵と言えます。

お腹が大きくなってくると、トイレに長時間座る事も難しくなってしまい、力を入れることさえも困難となってしまいます。

妊娠中の便秘の原因と対策について知り、解消するお手伝いが出来ればと思います。

妊婦の便秘の原因

何故妊娠中に便秘がちになってしまうのでしょうか。

それには主に以下の理由があります。

  • 1.お腹の膨らみ
  • 2.ホルモンバランスの崩れ
  • 3.水分不足
  • 4.体重の増加

では、順に詳しく見てみます。

1)お腹の膨らみ

子宮内で胎児が成長し、お腹が大きくなることによって内臓などが圧迫され、骨盤もゆがんでしまうという事が原因となっています。

このことによって、腸が細く狭くなってしまい、排便が思うようにいかなくなります。

またこのことが、痔の原因にもなります。

2)ホルモンバランスの崩れ

妊娠中には、黄体ホルモンと呼ばれる女性ホルモンが多く分泌されるようになります。

このホルモンは、腸内のものを運ぶ働きをする蠕動(ぜんどう)運動を抑えるため排便がうまくなされないということになります。

3)水分不足

赤ちゃんに栄養が必要になると同時に、水分も必要となります。

そのため、母体の水分が不足してしまい、便秘がちになってしまうのです。

4)体重の増加

お腹に胎児がいることによって、体重が増加します。

そのことによって血行が悪くなり、便秘へと繋がる場合もあります。

このようなことが原因となっています。

では、どのような対策を行えばいいのでしょうか。

妊婦の便秘解消法

妊娠中に便秘だからといって、薬を使用することはよくありません。

下剤の中には、子宮を収縮させる作用があるものがあり、流産や早産の危険性が高まってしまいます。

それ以外の方法で、どんな対策が出来るのでしょう。

腰を回して腸の動きを促す

腰をゆっくりと円を描くように回すことによって、おなか回りを刺激する事が出来ます。

ヨーグルトを食べる

善玉菌を摂取することによって、腸内環境を整えることが出来ます。

チーズなども腸内環境を整えてくれる良い食材です。

おきたらコップ1杯の水を飲む

水分を多めに摂取することによって、便が硬くなる事を防ぐことが出来ます。

また、すでに硬くなってしまった便をやわらかくする効果もあります。

散歩やウォーキングなどを行う

早産などを恐れてあまり運動しない方もおられますが、適度な運動は必要なものです。

無理の無い程度に、散歩やストレッチなどを行う事が大切です。

以上のような対策が挙げられます。

無理の無い範囲で、自分が出来ることから少しずつ行い、母子ともに健康な状態でいることが出来る様、意識をしてみてください。