便の色が緑色

便の色と健康 緑色の時 原因と考えられる病気・対策

便の色が緑色の時は、どのような原因・病気・対策があるのでしょうか。

そもそも、ほうれん草などを食べた後に、緑色の便が出たりするような経験がある方もおられるのではないでしょうか。

それがもしも、食べ物によるものではなく病気だったとしたら・・・

考えてみただけでも恐ろしいですよね。

正しい理解をするために、以下に原因・病気などに関して記述します。

そもそも何で緑色なの?

原因を見ていく前に、便に色を付ける胆汁の色素「ビリルビン」に関して少しだけ記述しておきます。

ビリルビン

十二指腸内にて、便に着色を行う色素です。

このビリルビンが酸化すると緑色~黒っぽい緑色に変化します。

つまり、このビリルビンの酸化が、大きな原因とも言えるのです。

便の色が緑色の原因

では、本題に移ります。

緑色の便が出るのは、以下のような原因が考えられます。

1.暴飲暴食

2.緑黄色野菜の食べすぎ

3.腸内の炎症(ビリルビンの酸化)

4.肝機能の低下(ビリルビンの酸化)

それでは詳しく見てみましょう。

1)暴飲暴食

文字通り、食べすぎ、飲みすぎによるものです。

腸内に負担を与えることになり、正常に胆汁色素であるビリルビンが吸収されなくなるのです。

2)緑黄色野菜の食べすぎ

健康を考えての緑黄色野菜の摂取が、”度を過ぎている”というサインです。

3)腸内の炎症

何らかの炎症が起きていると、胆汁色素であるビリルビンが吸収されにくくなり、ビリルビンが酸化してしまうという現象が起こります。
  
そして、腸内の炎症により、善玉菌よりも悪玉菌の方が多くなってしまっているということも考えられます。

4)肝機能の低下

アルコール類の過剰摂取などによって、肝機能が低下し、ビリルビンの酸化が起きている可能性があります。

これらの原因で、考えられる病気とは何でしょうか。

便の色が緑色の時に考えられる病気

考えられる病気は、以下のようなものがあります。

黄疸(どろっとした便)

肝機能が正常では無い場合に、胆汁の血中濃度が高まってしまい、黄疸になる場合があります。

黄疸の場合は、便の色に気づく前に、肌の変化によって気づくこともあると思います。

食中毒(下痢を伴った便)

食中毒は、腸内でのビリルビンの吸収を阻害してしまいます。

強い腹痛と下痢での緑色の便は、食中毒の可能性が高いと言えます。

どちらの場合も、病院に行き、医師に診察していただくことが大切です。

便の色が緑色の時の対策

○暴飲暴食を控える

○健康の為とはいえ、バランスの良い食事を摂る

○アルコールの摂り過ぎには注意する

○気になる点があればすぐに病院に行く

このようなことが対策として挙げられます。

アルコールは特に肝機能に影響を及ぼしやすい為、少しでも意識することによって、肝機能を正常な状態に保つことができるでしょう。