便の色と健康 黒色の時 原因と考えられる病気・対策

明らかに黒い便が出た場合でも、気にかける人は少ないのではないでしょうか。

なぜなら、便秘の場合の便は黒くなる事が多いからです。

しかし、「いつものこと」と思って放っておくと、重大な病気を見落としていることになっているかもしれません。

以下に、黒色の便について、原因・病気・対策を記述します。

便の色が黒い時の原因

便が黒くなってしまうのには、以下のような原因が挙げられます。

1.便秘

2.海藻類などの食べすぎ

3.胃などからの出血

4.お肉中心の食生活

それでは、詳しく見てみましょう。

1)便秘

便秘の場合、腸内で便が腐敗することによって悪玉菌が増加します。

このことによって、便も硬く変化してしまうのです。

2)海藻類などの食べすぎ

海藻類などを食べ過ぎると、その色が便に出ることがあります。

3)胃などからの出血

血の色は時間が経つと黒っぽくなっていきます。

つまり、血が黒くなるということは、肛門付近ではなくそれ以前の部分、胃や食道から出血している恐れがあるのです。

4)お肉中心の食生活

このような食生活の場合、脂分やたんぱく質の過剰摂取となってしまい、胆汁の機能が正常に働かなくなってしまいます。
  
そうした場合に、胆汁の機能が果たされなくなり、黒い便となってしまうのです。

以上のような原因から、便が黒色になっていると考えられます。

では、病気としてどのようなものが挙げられるのでしょう。

便の色が黒い時に考えられる病気

病気としては、以下のようなものがあります。

・胃潰瘍

・食道癌

・胃ポリープ

・食道ポリープ

どの病気も早期発見が重要となり、少しでも気になった場合には早めに検査を行うことが大切になります。

便が黒くなるということは、胃など、腸に届くまでの早い段階での出血が起こっている証拠ですので、明らかに正常とは言えません。

また、胃潰瘍に関しては慢性化する恐れがある病気ですので、大丈夫だろうと放っておかずに、病院を受診されることをお薦めします。

便の色が黒い時の対策

対策としては、以下のものが挙げられます。

○水分補給をしっかり行う

○ヨーグルトなどで胃潰瘍の原因の一つであるピロリ菌を抑制する

○過剰摂取にならない程度に、野菜中心の食事を心掛ける

これらの対策を行い、便秘を防ぎつつ、胃などにも気を遣った食事や生活を心掛けることが大切となります。

無理のない範囲で、食事にも気を配り、ストレスもためないようにしてみてください。

もちろん、重大な病気を見逃してしまわないよう、医師による検査や診察は、出来る限り受けるようにすることが重要です。